かずみ☆マギカ好きのだらだら語りあと色々

魔法少女かずみ☆マギカが好きすぎて作っちゃった、俺の考察(笑)やら感想やらを垂れ流すブログ。ネタバレしてる話題もあるので気をつけてください。かずみ以外のことも話題にするかも。

ミチルの孤独(22話ネタバレあり)

22話ネタバレ注意。単行本派の人は気をつけてください。




単行本派の人は、23話が出る前に、今月号まで揃えてみてはいか(ry。




今日の話題は、ミチルの希望と絶望です。




さて、とらのあなでは2巻から単行本購入特典として、平松先生書下ろし番外編SSがついています。

勿論読んで無くても、本編を読む上で支障はありませんが、作中では描かれなかったエピソードなりキャラクターの内面なりが描かれ、さらに気になる描写があり考察の上でも非常に興味深いアイテムとなっています。

また、こういった購入特典は、大抵はイラストベースのものであり原作者つきの作品の場合は当然作画担当によるものなのですが、原作者による文章ベースの特典という珍しいものであると……印象だけで言おうと思ったけど調べて無いから断言するのはやめとこ。


まあともかく、3巻では「ロゼッタメテオーラ」と題して、ミチルのグランマとの出会いと、聖団結成直後のエピソードが書かれています。

その中で、天涯孤独となってしまったミチルを引き取ったのがグランマであることが明かされます。

幼くしてひとりぼっちになり悲しむミチルに、血の繋がりはなくとも家族であると、心はつながっていると、グランマは言い、彼女を救いました。

グランマは、ミチルが孤独ではないと示したのです。



ですがそれは、グランマを失うと、ミチルは孤独に逆戻りしてしまうことを示しています。



グランマの死をきっかけに、魔法少女になったミチル。彼女の契約の動機には、孤独への恐れがあるのかもしれません。

聖団の6人が仲間になったことに大喜びしているのも、そこに由来しているのかもしれません。

ミチルが孤独になったときにグランマが語ったエピソードが、プレイアデス聖団の名前の由来であることからも、ずっと仲間を欲しがっていたことが伺えます。


12話 プレイアデス聖団結成


そんな彼女の孤独は、プレイアデス聖団の結成により消え去ります。

魔女と戦うチームを結成したことによって、彼女は一人ではなくなります。


魔法少女になったこと、それが彼女の望みを叶えたと言えましょう。



そうです。魔法少女になることで叶えた願いは、魔法少女になったことで失ってしまうのです。

魔法少女の希望と絶望は、差し引きゼロなのです。


ミチルは聖団結成後、何らかのきっかけで、魔法少女の魔女化を知ってしまいました。

16話 孤独

友達が魔女になってしまうきっかけをつくってしまったことにひどくショックを受けます。

後悔と罪悪感からか、そのことを誰にも言うことができません。

16話 孤独

そして、他のメンバーのジェムの濁りの進行を遅らせるために、一人でグリーフシードを集めます。

当然、それは秘密裏に行うしかありません。



周囲に仲間がいるはずなのに、心の内を誰にも打ち明けることが出来ず、誰にも秘密で目的を成し遂げなくてはならず。彼女は再び孤独になってしまいます。


魔法少女の仕組みが、再び彼女を孤独に追い込んだのです。


魔法少女になったことが、彼女に希望を与え、魔法少女になったことが、彼女に絶望をもたらしたのです。

16話 孤独


「差し引きゼロ」、本編の美樹さやかのこの台詞を体現するかのように、ミチルは元の孤独に戻ってしまいました。

その面から見ても、和紗ミチルは非常に「魔法少女らしい」魔法少女なのです。

誰かを呪う、祟る。詳しい描写こそありませんが、ミチルも、魔女化直前の魔法少女が直面する、それらの感情に苛まれていた可能性は十分に考えられるでしょう。

魔女化直前のミチルが抱えていた葛藤、後悔、罪悪感。彼女が直面していた絶望は想像するに余りあります。

絶望の中、彼女は魔法少女としての最期を迎えます。



ですが、そんな彼女の望みは不思議な形で叶います。

孤独を恐れ、仲間を求めていた彼女は、ずっと皆のそばにいて、一緒に戦っていました。

22話 ミチル

かずみと、そして仲間たちと、ずっと一緒にいた彼女は、最後にかずみ達に一つの希望をもたらしたのです。彼女を翻弄してきた魔法少女システムに対し一矢報いたのです。

それは、ミチル一人で出来たことではなく、ミチルが仲間達を求め、仲間達がミチルのために戦っていたからこそ、そこへと帰結できたのです。おそらく、どちらが欠けていても、たどり着くことは出来なかったでしょう。


ミチルが仲間を求めていたこと、それが本人には最後に絶望をもたらしたとは言え、それが巡り巡ってかずみの、仲間の希望へと繋がったのです。

そのことはきっとミチルにとって、多少なりとも救いになるのではないかと思います。

聖団の行動も、無駄ではなかったと思います。


果たして、このことは、彼女にとって、彼女達にとってどれほどの救いとなるのでしょうか。これ以上想像するには、次回の、最終回を待たなければならないですよね。
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コメント

記事を読んでいる間ミチルの信条や孤独感を思って涙が出そうになっていたら最後のところで別の意味で涙が出そうになりました。
…救いがあるラストであることを祈らずにはいられません

  • 2012/11/08(木) 00:54:31 |
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  • イノヨコウ #-
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